〽だけどやすらぎ ほらそこに ひだまり それは おまえだよ〽
俳優・山下真司氏歌唱の1999年に発売された楽曲・『ひだまり』。
おぼろげな記憶で申しわないのですが、確かこのCD発売当時、美川憲一氏がテレビで山下氏の歌唱が上手かったか何かで、CD制作においてプロデュース的なことをした、という事を仰ってたのを覚えています。
確かに山下氏の歌唱は上手く、甘く語りかけてくる様なボーカルで、中川博之氏の甘いセンチなメロディにも見事にハマっています。
中川博之氏のメロは、お得意のマイナー調のムード歌謡的な作りですが、悲壮感はあまり感られず、哀愁がありながらどこか優しいメロディーラインに仕上がっています。
正にタイトル『ひだまり』を表した曲となっています。
一方のカップリング『哀愁グラス』、こちらの方が正統派ムード歌謡となっており、3連符のメロディー、サックスの咽び泣き・・・と、中川博之氏の本領発揮と言える作品です。
こちらの作品でも山下真司氏は甘く、伸びやかに歌われており、結構中川作品と相性の良い歌い手さんだと個人的に思っていたのですが・・・。
残念ながら山下真司氏と中川博之氏のコンビによる楽曲はこの1枚のみとなってしまっています。
しかしながら『ひだまり』、『哀愁グラス』の楽曲自体は2曲とも後年、幾人かの歌手によってカバーされ、歌い継がれている名曲となりました。
【CDデータ】
レコード会社:日本クラウン
CD番号:CRDN-604
発売日:1999年4月21日
1.『ひだまり』
2.『ひだまり』(カラオケ)
3.『哀愁グラス』
4.『哀愁グラス』(カラオケ)
両曲共 作詞:高畠じゅん子 作曲:中川博之 編曲:前田俊明
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