〽愛と云う名で 包んであげる
影も 重なる 酒瀬川〽
みやしんご、こと現・三条豊氏のデビュー作『酒瀬川』は、広島県賀茂郡西条町(現在は広島県東広島市と合併)を舞台にした演歌です。
タイトルの「酒瀬川」とは、東広島市から呉市内へ流れる「黒瀬川」の昔の呼び名(三条氏がゲスト出演した歌番組でそう紹介されていました)だそうですが、ネット上で調べてもそのような事が書かれている記事に出くわす事が無かったのですが、広島県でも有数の酒どころ・西条の町を流れる川の名としては非常にマッチしたものだと思います。
さて、三条豊氏のデビュー作『酒瀬川』は、マイナー調のスローテンポのメロディーで、しっとりとした演歌作品です。
男性側の視点からの内容の作品で、西条に戻った想いを寄せていた女性とまたよりを戻して結ばれていく様が描かれています。
歌詞の中には、「並ぶ 老舗の 酒の町」というフレーズや「友待橋」というワードからこの曲が西条を舞台にした事が判るようになっています。
徳間ジャパンの三条豊氏のプロフィールによりますと、この『酒瀬川』は昭和63年(1988年)発売となっているのですが、この度入手したカセットテープは1991年発売となっており、再販盤なのかもしれません。
現に、この『酒瀬川』はもう一種のジャケットのカセットが存在しており(三条氏のバックに西条の酒蔵が写っている)、それが1988年の初版ものなのかもしれません。
【カセットデータ】
レコード会社:日本コロムビア
カセット番号:CJS-113333-CP
発売日:1991年?月?日
A面
1.『酒瀬川』 作詞:三宅立美 作曲:あきたかし 編曲:伊藤雪彦
2.『酒瀬川』(カラオケ)
B面
1.『愛の難破船』 作詞:三宅立美 作曲:宮川けいじ 編曲:伊藤雪彦
2.『愛の難破船』(カラオケ)
(↑ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。(__))