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三浦正弘とハニー・ロマン「ルートセブンの唄」、笹みどり「おばこおけさライン音頭」【山形】

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〽みちはづつくよ 輝くルートセブン〽

 

 1972年にクラウンが製作・販売した、地方自主盤である、『ルートセブンの唄/おばこおけさライン音頭』。

 

 新潟県新潟市-青森県青森市をつなぐ国道7号線をテーマにしたレコードであり、主に山形県を舞台にした内容となっています。

 

 A面の『ルートセブンの唄』は、当時クラウンに在籍していた、三浦正弘とハニー・ロマン(後のハニー・シックス)が唄っており、リードボーカルを三浦京子氏がとっています。

 

 山形県内の各名所を織り込みながら、ルートセブンをドライブする内容となっており、観光誘致にはぴったりの地方自主盤らしい内容です。

 

 メロディもマイナーコードではありながら、軽いタッチの、やや青春歌謡路線っぽさがあります。

 

 三浦京子氏の歌唱も手伝って、本作は大変爽やかな作りになっているのも特徴です。

 

 

〽ああその名は おばこおけさライン〽

 

 さて、B面の『おばこおけさライン音頭』は笹みどり氏が歌唱を担当。

 

 A面とは打って変わり、日本調の音頭ものの楽曲です。

 

 タイトルの「おばこおけさライン」は国道7号の愛称・別名だそうで、「秋田おばこ」、「庄内おばこ」、「佐渡おけさ」からその名を付けられたようです。

 

 本作も山形県内の風光明媚な情景が描かれており、地方盤らしさが溢れた一作となっています。

 

 曲調がこちらもマイナー調で、なんだか哀愁が漂う音頭ものですが、当時はこの曲をバックに山形県内のイベント等の参加者が踊っていたのかという事を想像すると微笑ましくもあります。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:クラウンレコード

レコード番号:PRS-269

発売日:1972年?月?日

A面『ルートセブンの唄』 唄:三浦正弘とハニー・ロマン

B面『おばこおけさライン音頭』 唄:笹みどり 

作詞:山本徳一郎 補作詞・作編曲:岸音楽事務所

 

 

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