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Channel: ディープな歌謡曲の世界~スコティッシュ75のブログ~
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広島ご当地ソング紹介㊲ 橘あきら「ふくやま物語」

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 しっとりとしたムード歌謡です。

 

 広島県の最東部・福山市を舞台にした作品。

 

 歌唱兼、作詞・作曲を担当した橘あきら氏は福山市の出身。

 

 自身の故郷を舞台に、悲恋の女性をソフトにムーディに歌い上げています。

 

 

 自身の故郷を舞台に、ということか作品の中にも福山ゆかりのものが随所に登場。

 

 「仙酔島」、「鞆の浦」、「芦田川」、「二上り踊り(福山の盆踊りの一種)」、「バラまつり」、「筋金御門(福山城内にある国重要文化財)」、「葦陽城(いようじょう=福山城)」

 

 

 この曲、バックに男声コーラスも入っており、ムードコーラスの雰囲気もある良曲。

 

 実はこのコーラスには、元・内山田洋とクールファイブ宮本悦郎氏、元・名取忠彦とグリーングラス森一男氏、鶴岡雅義と東京ロマンチカ貴倉竜也氏が参加とのこと。

 

 ムードコーラスの雰囲気、というよりモロにムードコーラスといった楽曲といっても差し支えないでしょう。

 

 

 とにかくこの橘あきら氏はムード歌謡中心とした作品が大半。

 

 この『ふくやま物語』のCDに収録されてる他の楽曲も、完全にムード歌謡路線。

 

 個人的に今注目してる歌手の方です。(^-^)

 

 

【CDデータ】

レコード会社:エクシングミュージック(テイチクエンタテインメント)

CD番号:QFCX-1014

発売日:2019年3月20日

トラック1.『ふくやま物語』 作詞曲:橘あきら 編曲:池田たかし

トラック2.『ときめきの中で~朝よこないで~』 作詞:姉崎渓秋 作曲:貴倉竜也 編曲:伊戸のりお

トラック3.『純な道』 作詞:橘あきら 作曲:鹿嶋申 編曲:椿奏太

トラック4.『伊香保挽歌』 作詞曲:橘あきら 編曲:桜庭伸幸

トラック5.『左近橋』 作詞:水木千代喜 作曲:大倉常弘 編曲:熊谷直子

トラック6.『ふくやま物語』カラオケ

トラック7.『ふくやま物語』カラオケ(女性)

トラック8.『ときめきの中で~朝よこないで~』カラオケ

トラック9.『純な道』カラオケ

トラック10.『伊香保挽歌』カラオケ

トラック11.『左近橋』カラオケ

 

 

ふくやま物語ふくやま物語
1,500円
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黒沢明とロス・プリモス ~二つの「夜のブルース」~

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 『夜のブルース』・・・。

 

 黒沢明とロス・プリモスのシングルディスコグラフィーには、二曲『夜のブルース』という同名タイトルの作品が存在。

 

 一つは、ビクター時代、もう一つはクラウン時代にリリースされ、タイトルは同じですが中身は全く異なる作品です。

 

 余談ですが、2010年に発売された「ロス・プリモス100曲集」という5枚組のCDBOXでは、ビクター時代の『夜のブルース』のみが収録され、クラウン時代の『夜のブルース』は収録されていませんでした。(編集スタッフが同一曲と思ったか?)

 

 

 さて、その二つの『夜のブルース』をビクター時代のものから見ていきたいと思います。

 

 

 ビクターの『夜のブルース』は、1970年2月5日に発売。

 

 作詞はロス・プリモスの『東京ロマン』を書いた久仁京介氏。

 

 作曲は、当時のロス・プリモスのメンバーであり、日吉ミミ氏の『男と女のお話』も手掛けた水島正和氏。(上のジャケットでは上段左端の人物です)

 

 シャッフルのリズムをベースとした軽快なタッチのムード歌謡で、「横浜」、「神戸」、「長崎」といった異国情緒が漂う港町を舞台にした作品。

 

 〽ドゥビドゥビドゥビ シャバダバァ〽

 

 このようなスキャットが1番から3番まで挿入されており、青江三奈氏の『伊勢佐木町ブルース』を彷彿とさせてくれます。 

 

 森聖二氏のボーカルは甘く優しい感じで歌われており、港の夜霧に包まれているような錯覚を覚えてしまいそうになります。

 

 

 

 

 さて、ビクターから古巣のクラウンに戻ったロス・プリモス。

 

 そのクラウン時代の1981年2月に発売されたのが「もう一つ」の『夜のブルース』。

 

 作詞は「はぞのなな」氏、作曲は初期ロス・プリモスのメンバーで後に花菱エコーズというグループを結成した福田徳朗氏。

 

 この『夜のブルース』は、『名古屋ブルース』というタイトル且つ別歌詞で、別の歌手やロス・プリモス自身も後年発表している作品です。

 

 クラウンの『夜のブルース』は落ち着いた雰囲気のあるムード歌謡。

 

 「東新町(名古屋)」、「河原町(京都)」、「北新地(大阪)」、「三の宮(神戸)」といった中部~京阪神を舞台にした曲となっています。

 

 編曲は、当時サザンクロスの作品のアレンジを多く手掛けていた神山純一氏が担当。

 

 そのため、どこかサザンクロスも歌いそうな作風にも聴こえてしまいます。

 

 

 

 タイトルは同じながらも、それぞれ個性的な作品でありこれまた甲乙つけがたい良曲です。

 

 

 

 

 

 

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各地ご当地ソング紹介㊻ ロス・プリモス&真咲よう子「名古屋ブルース」「ふたりのNAGOYA」

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 ロス・プリモスのクラウン版『夜のブルース』を名古屋のみに舞台を絞った作品として、改めて吹き込み直したのが2000年12月発売の真咲よう子氏とのデュエット盤『名古屋ブルース』です。

 

 サウンドは幾分現代的にはなりましたが、ムード歌謡らしさは十分踏襲されたアレンジとして生まれ変わっております。

 

 ソプラノサックスの音色がムーディーさを演出しつつ、その軽やかな音色が全体的に重くなり過ぎず、軽いタッチのムード歌謡という印象を聴取者側に与えます。

 

 1番、3番は森聖二氏、2番、4番は真咲よう子氏が交互にメインボーカルを取るスタイルになっており、通常のデュエット形式のような男女の掛け合いのような形ではありません。

 

 

 『名古屋ブルース』は他の歌手もレコードを発売しておりますが、カップリングの『ふたりのNAGOYA』は、このCDがオリジナルで初出かと思われます。

 

 『名古屋ブルース』より、かなり軽やかなタッチのムード歌謡です。

 

 こちらは男女の掛け合いがあるオーソドックスなデュエットもの。

 

 このシングルの発売が12月という事もあり、年末の忘年会に向けてカラオケで歌ってもらおうという意図もあったのかな?

 

 個人的に1番の「♪ラブ・ラブ・ナイト 錦でデイト 並ぶ空車を すりぬけて♪」という所が、容易にその場面を想起させるフレーズでツボとなっています。

 

 

 ロス・プリモスは幾つかデュエットものがありますが、ディスコグラフィー上これが最後のデュエット曲として位置づけられています。

 

 

【CDデータ】

レコード会社:日本クラウン

CD番号:CRDN-715

発売日:2000年12月16日

トラック1.『名古屋ブルース』 作詞:はぞのなな 作曲:福田徳朗 編曲:水谷タカシ

トラック2.『ふたりのNAGOYA』 作詞:みずの稔 作曲:関野幾生 編曲:水谷タカシ

トラック3.『名古屋ブルース』カラオケ

トラック4.『ふたりのNAGOYA』カラオケ

 

 

 

 

 

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各地ご当地ソング紹介㊼ ハニー・シークレッツ「名古屋ブルース」

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 今回は、ハニー・シークレッツなるムードコーラスグループが歌う『名古屋ブルース』をご紹介。

 

 前回ご紹介しましたロス・プリモス&真咲よう子氏の『名古屋ブルース』と同一曲です。

 

 ハニー・シークレッツ盤は勿論、ロスプリ盤より昔に発売されました。

 

 今のところ私が見聞きした『名古屋ブルース』では、このハニー・シークレッツ盤が一番古いと認識はしています。

 

 とはいえ、このハニー・シークレッツがオリジナル歌手かどうかは確証がないので不明なのですが・・・(;´Д`)

 

 

 さて、ハニー・シークレッツの『名古屋ブルース』は、ややかすれ声気味のリードボーカルで、歌い上げる歌唱方法を取っており、当時の森進一氏などといった歌手の影響も受けているような感じに見受けられました。

 

 「♪ワワワワッワワワワッ♪」といったバックコーラスも結構厚みがありその存在感を発揮。

 

 ロスプリ盤とは結構趣が異なり、ややハードな雰囲気を醸し出す曲となっています。

 

 

 このグループは意外にもLPもリリースしており、それなりの活動は展開していたようですね。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:RCAレコード

レコード番号:JRT-1199

発売日:?年?月?日

A面 『名古屋ブルース』 作詞:はぞのなな 作曲:福田徳朗 編曲:原田良一

B面 『大阪ワルツ』 作詞:はぞのなな 作曲:石坂まさを 編曲:池田孝

 

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各地ご当地ソング紹介㊽ 黒沢明とロス・プリモス「かなりや」(銀座)

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 1975年7月リリースのシングル。

 

 このレコードの一つ前、同年2月発売の『あたしの彼氏(ひと)』に続き、A・B面ともに連続して平尾昌晃氏を作曲に起用。

 

 前作『あたしの彼氏』は、平尾氏らしい「必殺」シリーズっぽさが残る曲調でしたが、今回の『話してごらん』と『かなりや』はそういった雰囲気は控えめで、1970年代歌謡曲”らしさ”が色濃く出ている作品です。

 

 

 B面に配された『かなりや』

 

 この曲では銀座のホステスさん”鳥”として表現しています。

 

 1番では「噂ばなしが好きな おしゃべり雀」、2番は「歌を忘れた 恋のかなりや」、3番(正確にはこの曲は2コーラス半構成)では「夢を求めていった 気まぐれつばめ」といった感じです。

 

 この曲とA面の『話してごらん』では、共に森聖二氏のボーカルは優しく、語りかけるような感じで歌唱が印象的。

 

 前作『あたしの彼氏』や、1974年の『せめてお名前を』では熱く歌い上げる歌唱を披露されており、その違いがなかなか面白く作風の幅の広さを物語っています。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:ビクターレコード

レコード番号:SV-1237

発売日:1975年7月?日

A面 『話してごらん』

B面 『かなりや』

両面とも 作詞:片桐和子 作曲:平尾昌晃 編曲:馬飼野俊一

 

 

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ハニー・シークレッツ LP「東京ー大阪 夜のムード地帯」

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 「各地ご当地ソング紹介㊼」という記事にてにて紹介しました、ハニー・シークレッツという大阪のクラブを中心に活動していたムードコーラスグループ。

 

 その記事でも少し触れましたがこのグループ、オリジナルアルバムがRCAにて制作されており、東京→神戸までの各地を歌った曲が収録されているアイテム、「東京ー大阪 夜のムード地帯」が発売されていました。

 

 全曲オリジナル作品という、なかなかにレコード会社も結構このグループには力を入れていたことが窺われます。

 

 さて、気になる収録曲は以下の通り。

 

 

 A面

 1.東京ムード小唄

 2.白いヨコハマ

 3.熱海のしのび逢い

 4.ビューティフル静岡

 5.浜松ブルース

 6.豊橋の夜

 B面

 1.名古屋ブルース

 2.柳ケ瀬慕情

 3.女町哀歌(エレジー)

 4.京都の女

 5.大阪ワルツ

 6.港のしのび泣き

 

 

 『東京ムード小唄』はマヒナの『お座敷小唄』の路線。

 時代的にもまだ、このような小唄や端唄といった和風テイスト歌謡曲が受けていた時代ならではの作品。

 

 『白いヨコハマ』はムーディな雰囲気を連想しがちですが、曲調はメジャー調で意外と爽やかな路線の曲。

 

 『熱海のしのび逢い』は、正統派ムード歌謡路線。

 レキントギターの音色、曲調から東京ロマンチカも歌いそうな雰囲気のある名作。

 

 珍しく「静岡」が舞台となっている歌謡曲、『ビューティフル静岡』は、コミカル調で少しムード歌謡と外れる曲ですが、なぜか耳に残るキャッチーな作品。

 

 『浜松ブルース』『柳ケ瀬慕情』は、一転してクールファイブ調のアーバン系ムード歌謡作品。

 コーラスもクールファイブのような感じで、雰囲気を盛り上げています。

 

 『豊橋の夜』は、シャッフルのリズムを多用した小唄調の作品。

 同じ小唄調の1曲目とは異なり、こちらの方はシリアスなムード歌謡曲。

 

 『女町哀歌(エレジー)』は、軍歌調なメロディー・リズムが印象的な奈良県生駒市を舞台にした曲。

 

 『京都の女』は、アレンジに京琴を使い、古都の雰囲気を醸し出している、メジャー調のメロディーが爽やかな作品。

 

 『大阪ワルツ』は、シングル『名古屋ブルース』のB面に配されていた曲。

 レツゴー三匹の『新地ワルツ』の主人公を女性に変えて、歌っている・・・そんな作品。

 

 『港のしのび泣き』は神戸を舞台にした作品。

 ムード歌謡の中に演歌チックな顔ものぞかせる作品で、ラストのリードボーカルの裏声が特徴的。

 

 

 ハニー・シークレッツのシングル『名古屋ブルース』の作曲者は、初期ロス・プリモスメンバーだった福田徳朗氏でした。

 

 今回このLP収録曲の『柳ケ瀬慕情』と『港のしのび泣き』の作曲者に、初期ロス・プリモスメンバーであり、福田氏と共にロスプリ脱退後「花菱エコーズ」というグループを結成した大川光久氏の名前がクレジットされていました。

 

 

 元ロスプリメンバー且つ、花菱エコーズの二人がハニー・シークレッツの作品に関わっていたという事実・・・。

 

 この2グループにどういう横の繋がりがあったのか・・・。

 

 今回このLP取得により新たに発見された事実でもありました。

 

 

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フランク永井ばりの魅惑の低音歌手・並木順 「ラブイン萱島」「ラブイン大阪」

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 私が並木順という方を知ったのは、朝日放送系バラエティー番組、「探偵!ナイトスクープ」で取り上げられてた事がきっかけでした。

 

 確か、街のあちこちに「女の命 女のいのち花 低音 並木順」と言った謎の看板が掲げられているので調べてほしい・・・、そんな内容の依頼でこの方が取り上げられていたと記憶しています。(担当は北野誠氏だったか?)

 

 番組では表題曲の『女の命』もしくは『女のいのち花』をカメラの前で歌われてたと思います。

 

 

 さて、今回取り上げるのは、それぞれのカップリング曲だった『ラブイン萱島』『ラブイン大阪』という曲。

 

 実はこの2作品はタイトルと若干の歌詞が変わっただけでほぼ内容は同一曲です。

 

 ただ、先に発売されたと思われる『ラブイン萱島』(編曲:中島一郎)は、日本マーキュリーレコードという会社からリリースされており、これは恐らく自主制作盤か何かの類のものかと思われ、アレンジもコンピュータの打ち込みによる音飾が施されています。

 

 萱島(かやしま)とは、大阪府寝屋川市にある地名。

 

 ラテンタッチの本格的ムード歌謡。

 

 夜の萱島を舞台にし、男性からの目線で一人の女性に対する恋慕を歌った作品。

 

 「〽ラブイン ノーチェ、デ 萱島〽」

 

 この歌詞が如何にもムード歌謡らしさが出ているところだと思います。

 

 この記事のタイトルにもありますように、フランク永井氏によく似た声質で、何の事前情報も無くこの歌を聴いたら、「フランク永井の歌か?」と思われても無理はないでしょう。

 

 

 さて、もう一方の『ラブイン大阪』(編曲:かみたかし)は、ビクターから1994年に発売されています。

 

 ビクター盤は『ラブイン萱島』をブラッシュアップし、伴奏も生バンドによる演奏+女声コーラスも加わり、深みを増した作品に。

 

 歌詞の内容は『ラブイン萱島』と若干の変更はあるもののほぼ同じ。

 

 メロディの方もほんの僅かの変更がみられる以外は、『ラブイン萱島』をそのまま踏襲。

 

 流石、大手レコード会社の制作の手によるもので、作品は同じながらスマートな仕上がりになっています。

 

 

 『ラブイン萱島』、『~大阪』は、何れも作詞・作曲は並木順氏の手によるもので、なかなかにムード歌謡のツボを押さえた作りとなっています。

 

 

*1996年に発売された『恋灯りキャンドル』という作品(これは別の方の作詞作曲によるものですが)は、ダンサブルなムード歌謡ナンバーとなっており、こちらも隠れた名作となっております。

 

 

女のいのち花

 

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大阪ご当地ソング やさぐれ歌謡系(?) 香川じゅん「十三の女」

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 ジャケットの風貌や香川じゅんという名前から、ぱっと見性別が判別できなかったのですが、れっきとした女性歌手。

 

 大阪の盛り場・「十三(じゅうそう)」を舞台に、十八で実家を飛び出した女の、流れ流れて行き着いたネオン街での暮らしを歌った歌謡曲。

 

 彼女の歌唱はジャケットの風貌とは打って変わって、意外とよく声が通っており、まだほんの僅かにあどけない女性らしさが残っているような印象を持ちました。

 

 この手の歌謡曲によくあるドスの効いた歌唱は皆無で、それが逆にこの歌を重々しくさせず、サラッと聴ける作品に仕上げている感じです。

 

 ただ、歌の内容自体は退廃的な雰囲気が色濃くあるのですが・・・(;'∀')

 

 

 歌詞には、「大阪」、「十三」の他に「栄町」、「淀川」が登場します。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:キングレコード

レコード番号:NCS-989

発売日:?年?月?日

A面 『十三の女』 作詞:まるやままさみ 作曲:森みつお 編曲:高田弘

B面 『盛り場恋唄』 作詞:まるやままさみ 作編曲:歌川みつる

 

 

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TVドラマ「アイフル大作戦」主題歌 『Viva!アイフル』・『涼子という女』(小川真由美)

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 現在(2019年8月)東映チャンネルにて絶賛放映中の「アイフル大作戦」(1973年~1974年製作作品)。

 

 この番組は1960年代~1980年代にかけ、TBS土曜21時台の「東映製作アクションドラマ」の第2弾にあたり、「キイハンター」~「アイフル大作戦」~「バーディ大作戦」~「G MEN ’75」という系譜の流れを組んでいます。

 

 今回と次回は、長期間製作された「キイハンター」と「G MEN ’75」の合間にそれぞれ約1年間放映されていた「アイフル大作戦」、「バーディ大作戦」両作品の主題歌レコードについて、東映チャンネルにおける「アイフル~」放映記念として紹介させていただきます。

 

 まず今回は「アイフル大作戦」から。

 

 

 

『Viva!アイフル』(作詞:佐藤純弥 作編曲:菊池俊輔)

 

 「アイフル大作戦」の主題歌で、この番組の主人公・岸涼子を演じた女優・小川真由美氏が歌唱。

 

 この曲のインストバージョンがOPテーマを飾り、歌入りはEDテーマを飾っていました。

 

 主題歌のインストをOPテーマに据えるという手法は、「キイハンター」から「バーディ大作戦」まで取られていた手法ですね。

 

 勝気な振る舞いの中に若干の女性らしさ覗かせる「アイフル~」主人公・岸涼子をイメージした内容。

 

 コーダ部分がこのレコードバージョンと、TVサイズバージョンで若干異なります。

 

 このレコードのB面は『涼子という女』(作詞:小川真由美 作編曲:菊池俊輔)。

 

 作詞は小川真由美氏自身が担当。

 

 シャンソン仕立ての作品で、なかなかお洒落な曲。

 

 A面と打って変わって、こちらは岸涼子の女性らしさを前面に押し出した歌詞です。

 

 「なぜか味気ない 気ままなこの暮らし」

 「あんな風には 愛せなくて」

 「あれからずっと 私は一人」

 

 昔の恋人がいた頃と、現在の一人の気ままな生活を対比させ、少しセンチになってる彼女の心情を表しています。

 

 

 次回は、「アイフル~」の続編番組「バーディ大作戦」主題歌レコードを紹介いたします。

 

 

 

 

 

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TVドラマ「バーディ大作戦」主題歌 『愛と死のパスポート』・『明日なき男のバラード』

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 「アイフル大作戦」東映CH放映記念として、前回は「アイフル大作戦」主題歌レコードをご紹介しました。

 

 今回はその続編の番組「バーディ大作戦」の主題歌レコードのご紹介です。

 

 

 

『愛と死のパスポート』(作詞:佐藤純弥 作編曲:菊池俊輔 歌:嶋崎由理)

 

 「キイハンター」、「アイフル大作戦」の主題歌は、番組出演女優の歌唱によるものでしたが、「バーディ~」ではコロムビア専属歌手・嶋崎由理(現:しまざき由理)氏を起用。

 

 アクションドラマに相応しく、パンチの効いた歌唱を披露。

 

 次番組「G MEN ’75」のイメージアルバム「面影」収録楽曲・『もう一度』を彷彿とさせるメロディ(というより原型?)。

 

 この曲のインストアレンジがOPを飾り、歌入りはEDテーマとして起用され、このスタイルは「キイハンター」、「アイフル~」と同じです。

 

 TVサイズバージョンでは、このレコードバージョンよりややピッチが速い仕上がりでスピード感があるのが特徴です。

 

 恐らく尺の関係上の事だったとは思いますが、TVサイズのピッチが個人的にはこの曲には合ってるかな~?

 

 まあ、これは人それぞれですね。

 

 

『明日なき男のバラード』(作詞:佐藤純弥 作編曲:菊池俊輔 歌:谷隼人)

 

 こちらは、番組出演者・谷隼人氏の歌唱による楽曲。

 

 なんの予備知識もなく、歌声だけを聴いても谷隼人氏とは判らないかと・・・。

 

 歌声としゃべってる声が違ってて、印象がまるで違います。

 

 初めてこの曲を聴いたとき、「この人こんな声だっけ?」と思ったものです(^_^;)。

 

 激しい闘いが終わった後に、伊吹裕二(谷隼人氏のこの番組の役名)が少し感傷的な気分に浸ってるかのような楽曲。

 

 リズムギターとハーモニカの音色が、曲全体に哀愁を帯びた感じを与えています。

 

 谷隼人氏は、2003年発売の「刑事マガジン vol.1」のインタビューにて、この曲について「なんだかお経みたいな歌になっちゃった」と答えられていたのが印象的でしたね(^_^;)。

 

 また、同インタビュー記事ではホントはA面曲を谷氏が歌うはずで、さらにその前には丹波哲郎氏が歌うという構想もあったそうです。

 

 

 余談ですが、丹波さんと言えば、「キイハンター」の主題歌『非情のライセンス』を野際陽子さんと一緒に歌う予定があったのは有名な話。

 

 しかし「ハモり」が丹波さんが出来ず、どうしても野際さんのパートにつられてしまうので結局、野際陽子さんソロになったという逸話があります。

 

 

 ・・・とまあ、二回に分けて「アイフル」、「バーディ」両番組の主題歌レコードを紹介しました。

 

 セールス的にはどうだったかは分かりませんが、両作品ともキャッチーな楽曲で、現在のTVドラマ主題歌とは異なる作り・・・、「ドラマの為に作られた純粋な楽曲」ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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福岡柳川の地方PR盤 美川憲一「柳川音頭」、美川憲一&三浦弘子「柳川市民の歌」

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 A面『柳川音頭』

 

 柳川市とは福岡県にある街です。

 

 このレコードの発売の詳しい年月日は不明ですが、恐らく1970年代半ば~後半あたりでしょうか・・・(ジャケ写の美川氏の感じから)。

 

 マイナーコードで進行する正統派音頭もの。

 

 おはやし(西田社中)も挿入され、盆踊りにピッタリの作品です。

 

 美川氏のボーカルは特に演歌調にならず、いつものオリジナル作品と同じように低音のムーディな声質を披露。

 

 どちらかと言えば、結構抑揚も無く、淡々と歌っている印象ですかね。

 

 それが美川氏らしさではありますが。(^_^;)

 

 

 B面『柳川市民の歌』は、美川憲一氏と三浦弘子氏のお二方による歌唱。

 

 三浦弘子氏は1975年に「牧陽子」名義でクラウンからレコードデビューした俳優・三浦友和氏の実姉。

 

 こちらは、メジャーコード進行のマーチもの。

 

 タイトルに「市民の歌」と謳われているだけあり、健全で健康的な爽やかな楽曲です。

 

 運動会の行進曲で使われていそうな、そんな雰囲気のある作品ですね。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:クラウンレコード

レコード番号:PRS-438

発売日:?年?月?日

A面 『柳川音頭』 作詞:草野省己 作曲:杵屋六七郎 編曲:福田正 唄:美川憲一

B面 『柳川市民の歌』 作詞:石川八隅 補作詞:小野南枝 作曲:高椋操 編曲:福田正 唄:美川憲一、三浦弘子

 

 

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湯の香漂う・・・静岡地方PR盤 美川憲一「網代ブルース」「愛のぬくもり」

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 「網代(あじろ)」とは、静岡県熱海市にある温泉地として有名な場所。

 

 A面『網代ブルース』は、そんな温泉地を舞台にした正統派ムード歌謡。

 

 温泉地を舞台にしたムード歌謡と言えば、『熱海の夜』なんかが思い出せれます。

 

 この曲も正に『熱海の夜』路線の歌謡曲。

 

 『熱海の夜』は、女性側の目線から描かれた詞でしたが、この作品では、網代を舞台に別れた女性の面影を思い浮かべる男性の心情を、切々と歌った作品となります。

 

 アレンジにサックスが使われており、美川氏のボーカルと相まってムードは満点かと。

 

 「ネオン+温泉街」という情景が容易に想像できます。

 

 

 さて、A面はそんなネオン瞬く「網代」を前面に押し出した作品でしたが、B面『愛のぬくもり』は、特に網代とは全く関係のない「女性の失恋ソング」

 

 一般シングル曲として発売してもなんら遜色はないかと。

 

 A面のムーディさは消え失せ、『愛のぬくもり』は失恋ソングにも拘わらず、軽快なアレンジが光る逸品。

 

 そのため、作品自体がカラッとした感じになり、「しくしくめそめそ」といった失恋女性像からはかけ離れた歌になっています。

 

 

 このレコード、網代のPR盤にも拘わらず網代の写真がジャケ写で使われておらず、美川氏のお姿のみ。

 

 昔の地方PR盤ジャケットは、その土地ならでは写真がドーンと前面に掲載され、歌手の写真は無い、もしくは丸の中に小さく写っている、という印象なんですが、これはその真逆を行ってますね。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:クラウンレコード

レコード番号:PRS-580

発売日:1987年?月?日

A面 『網代ブルース』

B面 『愛のぬくもり』

両面とも 作詞:塩沢和美 作曲:川村弘信 編曲:南条健

 

 

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女優・城野ゆき オリジナル歌謡曲「マイ・ダーリン東京」 ~中川博之氏楽曲紹介95~

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 東映製作特撮TVドラマ「キャプテンウルトラ」のヒロインとして有名な女優・城野ゆき氏のシングルレコードです。

 

 発売は1968年。

 

 城野氏にとっては、「キャプテン~」が終了した翌年、中川博之氏にとっては、黒沢明とロス・プリモスの『たそがれの銀座』を発表した同年度に発売された作品です。

 

 クラウンレコードでは一時期、歌手のデビューレコードジャケット裏にプロフィールを載せていました。

 

 このレコードにもプロフィールが掲載されていたので、これが恐らく彼女の歌手デビュー作だったと思われます。

 

 

 A面『マイ・ダーリン東京』は、ヴォサノヴァタッチのサウンドが特徴的な歌謡曲。

 

 エレキギターがメインの音飾となっているのも印象に残ります。

 

 中川博之氏お得意のマイナーコードで進行する楽曲で、ヴォサノヴァというのもなかなか洒落た作りです。

 

 一人の男性に対する恋心を歌った内容で、城野氏の歌声はなかなかに可愛らしい感じです。

 

 

 B面『あなたのためいき』は、4分の4拍子のブルース調の作品。

 

 こちらは、A面に比べてムーディさがグッと上がり、ピアノ、フルートと言った音飾が曲を彩ります。

 

 昔の高級クラブのような所で流れていそうなムード歌謡。

 

 城野氏の歌唱もA面とはちょっと変化を付けており、可愛らしさの中にも色っぽさも出してきており、松尾和子っぽい息遣いで歌われています。

 

 

 中川博之氏と城野ゆき氏とのコンビネーション作品はこの後も2枚ほどシングルが発表されることになります。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:クラウンレコード

レコード番号:CW-840

発売日:1968年7月?日

A面 『マイ・ダーリン東京』

B面 『あなたのためいき』

両面とも 作詞:水沢圭吾(中山大三郎) 作曲::中川博之 編曲:高橋五郎

 

マイ・ダーリン東京 (MEG-CD)

 

 

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中川博之氏楽曲紹介96 愛みゆき「愛に賭けます」

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 愛みゆきさんという方、検索してもレコードはこの曲しか引っかからず、他にはリリースされている様子は見受けられず、日本音楽著作権協会のデータベースでもこの作品のみの登録となっており、謎に包まれた方です。

 

 この『愛に賭けます』は1983年のリリースとなります。

 

 作詞は高畠諄子氏、編曲は神山純一氏で、中川氏とはこの時期、森雄二とサザンクロスの作品を中心にトリオで様々な楽曲を世に送り出していた頃。

 

 そんなノリにノッていたお三方が手掛けたこの作品は、三連符を多用したスローバラード調の作品。

 

 二年前に別れた男性を今でも、一途に想い続ける女性の姿を描いた内容です。

 

 曲全体の雰囲気は、あまり重くなり過ぎないようなアレンジが施されているためか、軽く聴きやすい特徴があります。

 

 曲中トランペットも使われていますが、どちらかと言えばストリングス、ハーモニカを多用した構成で、これが曲の雰囲気を重くさせず、流れるように耳に入ってきやすい作品として仕上がっています。

 

 バブル前夜という世の中がライトな感覚を好むようになった背景もあるのでしょう、こういう柔らかい雰囲気のアレンジが1980年代に入ると中川氏の作品には多くなったような気がします。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:クラウンレコード

レコード番号:LCW-22

発売日:1983年?月?日

A面 『愛に賭けます』 作詞:高畠諄子 作曲:中川博之 編曲:神山純一

B面 『こんな女に誰がした』 作詞:関沢新一 作曲:新井利昌 編曲:湯野カオル

 

 

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三浦友和の実姉・牧陽子歌唱 気だるさ・やさぐれさが漂う「陽子二十歳は風まかせ」 

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 福岡県柳川市のPR盤の記事でご紹介しました、『柳川市民の歌』を美川憲一氏と共に歌唱していた俳優・三浦友和氏の実姉の三浦弘子氏。

 

 彼女が三浦弘子名義になる前の芸名・牧陽子時代にリリースされた『陽子二十歳は風まかせ』を今回はご紹介します。

 

 

 この作品を初めて聴いたとき、ハッとしたのですが、実はこの曲1973年に発売された、須藤リカ(後のすどうかづみ)氏の『三寺(さんでら)ブルース』のバージョン違い。

 

 メロディーは同一ではありますが、数小節ほど牧陽子バージョンでは短縮。

 

 歌詞も一部同じところがありますが、構成を変更し、新たに書き換えられた部分もあります。

 

 アレンジは『三寺~』を踏襲しつつ、オリジナルよりテンポを若干落とした演奏となっています。

 

 

 『三寺ブルース』の三寺とは、「高円寺」「吉祥寺」「国分寺」と東京にある寺がつく地名の事を指しています。

 

 『陽子二十歳は風まかせ』でもこの「三寺」が登場。

 

 気だるげな雰囲気を醸し出すやさぐれ歌謡です。

 

 『柳川市民の歌』では健康的な澄んだ歌声を披露していましたが、この作品では、ガラッとイメージを変えた歌声で一聴しただけでは同一人物が歌っているとは思わない事でしょう。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:クラウンレコード

レコード番号:CW-1557

発売日:1976年4月?日

A面 『陽子二十歳は風まかせ』 作詞:喜多条忠 作編曲:鏑木創

B面 『テールランプ』 作詞:喜多条忠 作曲:鏑木創 編曲:青木望

 

 

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”8月25日東京ガーデンパレスSummer Dinner Showでした♪”

”45歳*”

中川博之氏楽曲紹介97 市川純子「カトレヤの悩み」

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 市川純子・・・.この名前を聞いてもピンと来る人は少ないかもしれませんが、この方は歌手・西郷輝彦氏の実姉。

 

 西郷輝彦氏が所属していた同じクラウンレコードから数枚シングルを出していました。

 

 この『カトレアの悩み』は1974年の発売。

 

 1970年に女優・城野ゆき氏のシングル『経験』のB面に配されていた作品で、市川純子氏はそれをカバーした形となります。

 

 サビにおける特に突き抜けた”聴かせどころ”といったものは控えめな印象ですが、同じメロディラインを多用することにより、逆にメロディは頭に残るため、覚えやすい作りになっています。

 

 フルート、チェンバロを使用した印象的なアレンジが施されており、中川氏独特のマイナー調メロディライン相まって、上品でお洒落な作品となっています。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:クラウンレコード

レコード番号:CW-1412

発売日:1974年?月?日

A面 『カトレヤの悩み』 作詞:古木花江(星野哲郎) 作曲:中川博之 編曲:小杉仁三

B面 『シャリアピンの指輪』 作詞曲:中山大三郎 編曲:高橋五郎

 

 

カトレヤの悩み (MEG-CD)

経験 (MEG-CD)

 

 

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”美川憲一『ふたりの朝』しし座”

東京(銀座)ご当地ソング 美森あきら&ニューパート「銀座のボニータ」

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 『愛のふれあい』という名作を残したグループ、「沢ひろし&TOKYO99」のメンバーだったというニューパートのリーダー美森あきら氏。

 

 TOKYO99はピアノをフィーチャーしたムードコーラスグループで、『愛のふれあい』はなかなかにお洒落なサウンドでした。

 

 この『銀座のボニータ』も、そんなTOKYO99時代のサウンドを彷彿とさせるピアノの音飾、そこにラテンタッチのアレンジも加わった心地よいムードコーラスとなっております。

 

 〽月曜の夜ボニータ あなたが好きなボニータ

   火曜の夜ボニータ あなたと歌うボニータ〽

 

 ”ボニータ”とはスペイン語で「可愛い」、「美しい」と言った女性を指す語。

 

 そんなボニータ(=ホステス)がいるクラブへ、月曜から金曜にかけて足繫く通い逢いに行く男性。

 

 そんな男性を迎えるホステスさん側からの視点に立った歌詞の内容です。 

 

 

 

 ちなみに・・・。

 

 リーダー美森あきら氏のオフィシャルサイトのプロフィールによれば、このニューパートというグループ名は、美森氏のピアノラウンジ(教室兼スナック)の名前だそうです。

 

 

【CDデータ】

レコード会社:キングレコード

CD番号:KIDD-1127

発売日:1992年9月5日

トラック1 『銀座のボニータ』 

トラック2 『みんな生きてる夢の中』

トラック3 『銀座のボニータ』(カラオケ)

トラック4 『みんな生きてる夢の中』(カラオケ)

両曲とも 作詞:水口葉子 作曲:美森あきら 編曲:鈴木英明

 

 

銀座のボニータ

 

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