「ボンジーヤ」
ポルトガル語で「おはよう」を意味する2019年ロス・インディオス＆ニーナの新曲。
タイトル通り、朝を舞台にしたムードコーラス楽曲です。
大体、ムードコーラスは「夜」が舞台になるのが常。
昼間の札幌をイメージした楽曲、『好きですサッポロ』（森雄二とサザンクロス）という作品もムード歌謡には例外的に存在します。
・・・が、朝そのものを舞台にしたムードコーラスというのは、今の時点で私は思い出せません・・・。
さて、そんな珍しい「朝」を舞台にしたロスインの新曲。
作曲に鶴岡雅義氏を迎え、南米の雰囲気を漂わせるロス・インディオス＆ニーナ”らしい”作品に仕上がってます。
ここは、彼らの本領発揮というべきところでしょう。
さらに述べさせてもらえれば、カップリングの『ロスイン・クンビア』は、さらにラテン色が強い陽気なナンバー。
ここまでラテンタッチを取り入れた新曲リリースは、彼らにとっては本当に久しぶりではないでしょうか。
また、もう一つのカップリング曲、ニーナ氏ソロによる『別れても好きな人 ～ボサノバ・バージョン～』。
アレンジは音飾を控えめにした仕上がりになっており、彼女自身の切ない歌声が前面に出ています。
ロスイン＆シルヴィアのバージョンと比べると、スローテンポですが、このボサノバタッチと彼女の歌声がマッチしており、この曲のまた違った魅力を発見できます。
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【CDデータ】
レコード会社：株式会社フリーボード
CD番号：FBCM-229
発売日2019年4月24日
トラック１．『ボンジーヤ・東京』 作詞：くろべさき 作曲：鶴岡雅義 編曲：横内丙午 唄：ロス・インディオス＆Nina
トラック２．『ロスイン・クンビア』 作詞：くろべさき 作曲：中野兼志 編曲：Kazuhei 唄：ロス・インディオス＆Nina
トラック３． 『別れても好きな人 ～ボサノバ・バージョン～』 作詞曲：佐々木勉 唄：Nina