〽あした天気にておくれ、と 下駄を投げたら 裏が出た〽
1977年発売のこのレコード。
ルル(ジャケ裏のプロフィールから本名、出身地はバリバリの日本人なのですが・・・)という何とも不思議な芸名、その珍しさに目を引かれ買ってしまったレコードです。
ジャケットの雰囲気、曲名から抒情的な歌謡曲かな?と想像していましたが、正にその通りでした。
少女が履いてる下駄を投げ、「明日の天気」、「東京の彼がいつ帰るか」、「今晩見る夢」といったものを占うという内容。
伴奏に琴が使用されており、曲調、ボーカルからも「わらべうた」っぽさがあり、日本の田舎の一風景を見るような感覚になってしまいます。
当時は芹洋子氏の『四季の歌』がヒットしていた頃だったので、このような曲が製作されたのでしょうか。
また、個人的には『四季の歌』より、同時期に発売された川田とも子氏の『つむぎ唄』(「新必殺仕置人」主題歌のB面曲)により近い、「わらべうた」的作風だなと感じました。
【レコードデータ】
レコード会社:パイレーツレコード
レコード番号:WR-7001
発売日:1977年3月?日
A面 『下駄ころ日暮れ』
B面 『矢車草の花ことば』
両面とも 作詞:青木一大 作編曲:押尾司
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