〽肌をよせて 肌をよせて 肌をよせて
あなたと私の 夜があるかぎり〽
CDBOX「ムードコーラス・スペシャル~秘密のカクテル~」の解説によるとこのプレイ・ファイブは元々、都川弘とブルーロマンというグループがメンバーそのままにバンド名だけを変えて、ビクターからこの『肌をよせて』でデビューした、と説明がありました。
そんな彼らのビクターでの再デビュー作『肌をよせて』は、1969年というギリギリ60年代の作品となります。
その作風はまさに60年代当時の古き良きムード歌謡全盛期の匂いが感じられ、現代からの視点から聴くと多少の古めかしさは否めませんが、なかにし礼氏の詞と𠮷田正氏の曲は歌に上品さを与えてくれています。
ブルーロマン、そしてプレイ・ファイブ共にリードボーカルを務めた森田綜一氏。
この方は、後のサザンクロスを結成する森雄二氏の事ですが、サザンクロス時代はコーラスとレキントギターを担当しておりました。
プレイ・ファイブ時代の『肌をよせて』そして2作目のシングルとなる『女がひとり』では、アレンジにレキントギターが使われており、もしかしたら森雄二氏のレキントギターはこの頃から培われたものだったのかもしれない・・・と推測してるのですが・・・。
真相はどうだったのか、この作品を聴くたびに気になってしまいます。
【レコードデータ】
レコード会社:ビクターレコード
レコード番号:SV-898
発売日:1969(?)年?月?日
A面 『肌をよせて』
B面 『銀座の子守唄』
両面とも 作詞:なかにし礼 作曲:𠮷田正 編曲:近藤進
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