〽あの頃は まだ良かったよ 人の言葉を 信じたよ〽
1976年に牧陽子氏の歌う、『陽子二十歳は風まかせ』
として改題しリリースされた楽曲の原曲となるのが、この須藤リカ氏の『三寺ブルース』。
「高円寺」、「吉祥寺」、「国分寺」を”三寺”と称し、田舎から出来た若い女性が一人、大都会で生きる様を歌った作品です。
須藤リカ氏の歌唱は、やさぐれ感満載で退廃的。
そして、ややドスの効いた歌い方が、埃っぽい都会の空気感を醸し出しており、ドライで客観的な曲、という印象を与えます。
B面では、透き通る声で歌われており、この曲とのギャップが凄まじいのですが・・・。(^_^;)
須藤リカ氏、この辺の妙味が、なかなか卓越しています。
【レコードデータ】
レコード会社:クラウンレコード
レコード番号:CW-1353
発売日:1973年8月?日
A面 『三寺ブルース』 作詞:喜多条忠 作編曲:鏑木創
B面 『こわれそうな愛』 作詞:伊勢正三 作曲:南こうせつ 編曲:小山恭弘
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