美川憲一「京都エレジー」 ~LP「想い出おんな」より~
〽河原町 あの夜の恋 今はもう返らない〽 1971年に発売された、「想い出おんな 美川憲一女ごころを唄う」というLPに収録された『京都エレジー』。 前年、渚ゆう子氏の『京都の恋』がヒットしましたが、この『京都エレジー』は曲のテンポこそ異なるものの、『京都の恋』を想起させるアレンジとなっています。 まあ、『京都の恋』を多少意識はして製作されたのかもしれませんが・・・。(^_^;)...
View Article鶴岡雅義と東京ロマンチカ「朋子」「北国のふたり」
〽共に歩んだ 茨道 振り返るたび 朋子がいとしい〽 表題曲・『朋子』は、画像のジャケットにもありますが、この曲は矢野明氏が1996年にリリースした作品のカバーの様です。 この作品は、『圭子の夢は夜ひらく』や、『明日からあなたは』等の作品で知られる石坂まさを氏の作詞作曲による作品。...
View Article美川憲一「駄目な時ゃダメよ」
〽駄目な時ゃダメよ 考えたってダメよ 運がなきゃダメなのよ〽 この作品も以前紹介した、『女と男』 『美川憲一&水前寺清子「女と男」』 〽大好きさ 大好きさ 大好きよ 大好きよ・・・〽 サンバ調のアレンジがノリにノッテる、ライト感覚あふれるデュエットソング。 「♪俺は女が 大好きさ♪」と…ameblo.jp と同様、ハニー・シックスのリーダー三浦弘氏の作詞・作曲によるユニークな作品。...
View Article島和代「宇和島ブルース」【愛媛】
〽なつかしい ふるさと 宇和島 宇和島ブルース〽 タイトルに”ブルース”とありますが、雰囲気的には小唄調、あるいは音頭ものっぽい雰囲気のイントネーションのリズムが特徴的な歌。 アレンジも太鼓や三味線が使われており、その辺からも日本的な印象的なブルース曲です。...
View Article鶴岡雅義と東京ロマンチカ「千歳空港」「石北本線」【北海道】
〽ひとりで立ちつくす 千歳空港〽 鶴岡雅義氏のレキントギターが、高らかに鳴り響く北海道ソング・『千歳空港』。 作曲は勿論、リーダー鶴岡雅義氏の手によるものですが、作詞はサザンクロスに様々な作品を提供した、高畠じゅん子氏。 サザンクロス作品では、所謂”女歌”が圧倒的に多かった、高畠じゅん子氏の作品ですが、この『千歳空港』は”男歌”、男性目線からの詞の世界となっています。...
View Article須藤リカ「三寺(さんでら)ブルース」【東京】
〽あの頃は まだ良かったよ 人の言葉を 信じたよ〽 1976年に牧陽子氏の歌う、『陽子二十歳は風まかせ』 『三浦友和の実姉・牧陽子歌唱 気だるさ・やさぐれさが漂う「陽子二十歳は風まかせ」 』 福岡県柳川市のPR盤の記事でご紹介しました、『柳川市民の歌』を美川憲一氏と共に歌唱していた俳優・三浦友和氏の実姉の三浦弘子氏。 彼女が三浦弘子名…ameblo.jp...
View Article鶴岡雅義と東京ロマンチカ「別れの理由(わけ)」「黄昏急行(トワイライト・エキスプレス)」
〽嫌いで別れた 理由(わけ)じゃない 愛することに つかれたの〽 サックスの咽び泣き、三連符を多用したメロディが耳を惹く『別れの理由(わけ)』・・・。 コーラスの色も、どことなくアローナイツっぽく、グループの特色でもある、鶴岡雅義氏のレキントギターの音色も控えめで、東京ロマンチカとしては、やや異色の雰囲気を持つ作品になります。...
View Articleタンゴ調ムードコーラス「失恋コンパ」(三浦弘とハニー・シックス)
〽恋は枯れゆく花 花 涙さそう花 花〽 元は、ハワイアンをルーツに持つグループ、ハニー・シックス。 プロデビュー後は、ハワイアン受け無くなった時世から、当時の流行歌の本流であったムード歌謡に転向し、現在まで芸能活動を続ける息の長い稀有なグループの一つとなっています。...
View Articleオヨネーズ「白樺の誓い」「国境(くにざかい)の春」
〽愛の誓いを 人知れず 胸に刻んだ イニシアル〽 1989年発売のデビュー曲、『麦畑』から数えて4曲目のシングル。 3枚目のシングルまでは、『麦畑』のヒットにあやかる様な”続編”的な作品だったのが、この4枚目のシングルでは、『麦畑』の世界観から離れた楽曲となり、イメージの払拭を図った作品だったのかもしれません。...
View Article”牧陽子”名義のラストシングル「あきらめた」
〽しかめ面して タバコをくわえ 爪にヤスリを かけてるあいつ〽 これは大変カッコいい曲! 俳優・三浦友和氏の実姉、牧陽子(このシングルの後、本名の三浦弘子と芸名を変更しますが)氏のソロ作品としては5枚目の作品です。 それまでリリースされた作品は、いずれも”やさぐれ歌謡”もの。 この『あきらめた』でもその路線を踏襲しています。...
View Article中川博之氏楽曲紹介123 中条きよし「ぶるうす」
〽愛しているとも 云わないで やさしい仕草を 繰り返す〽 中条氏のLP・「愛と夜」の為に中川博之氏が提供した楽曲、『浮気なあなた』、『京都の夜に夢をみた』をこれまでご紹介しましたが、今回は最後の3曲目、『ぶるうす』を取り上げたいと思います。 歌詞は、いつか自分は男に捨てられる、と分かりながらも恋の日常を送っていた女性の心情を歌っています。...
View Articleまさと&かおる「パブで出逢って」【東京】
〽恋がはじまる 新宿ナイト〽 てっきり、ヒロシ&キーボーの後追いデュオかと思いきや、発売は1979年という、ヒロシ&キーボーより3年早いレコードリリースとなります。 『恋は銀座の落しもの』という曲のB面に収録された、『パブで出逢って』は、軽やかながらもセンチなメロディーが、如何にもムード歌謡デュエット曲の王道、と言った感じの作品です。...
View Article野口五郎「博多みれん」【福岡】
〽夜の博多の 川やなぎ 弱い女の よりどころ〽 後のポップス路線のイメージがあるので、この作品を初めて聴いたときは、そのギャップに戸惑ったものです。 野口五郎氏のデビュー曲として有名な演歌・『博多みれん』。 ワルツのリズムの曲で、夜の博多を舞台に、恋に破れた女性の悲哀を歌った内容の作品となります。 当時15才とは思えない歌いっぷり。...
View Article三條正人・シルビア・内山田洋とクールファイブによるCMソング 「A3の女(ひと)」
〽おそばに置いてねプリンター エプソン~〽 エプソンビジネスカラープリンタのCMソングであるこの『A3の女(ひと)』という曲。 三條正人氏、シルビア(*)氏、内山田洋とクールファイブというムード歌謡好きにはたまらない歌手で固められているのが嬉しい一曲。 (*)TV版では、女性ボーカルとして、飯島直子氏が歌っていましたが、CDでは、シルビア氏の歌唱に変更されています。...
View Article香子美城・北原悦子「京都のしのび逢い」【京都】
〽別れが せつない 京都のしのび逢い〽 渚ゆう子氏の曲に『しのび逢う京都』という作品がありましたが、それとは全く別物の曲です。 自主製作ものっぽい雰囲気を醸し出すレコードジャケットですが、中身はなかなか良く出来たムード歌謡デュエットソングです。 「円山」、「祇園」、「北山しぐれ」、「加茂(川)」、「木屋町」、「河原町」、「堀川」と言った京都の街中を背景に、男女の逢瀬を歌った内容です。...
View Article中川博之氏楽曲紹介124 森雄二とサザンクロス「感謝しています」
〽女に生まれて よかったわ あなたに出逢って よかったわ〽 森雄二とサザンクロス歌唱、”高畠じゅんこ+中川博之”の作家陣によるシングル作品第3弾・『渚ホテル』。 そのB面曲に配されたのが、『感謝しています』という作品です。...
View Article中川博之氏楽曲紹介125 ロス・プリモス「さよならララバイ」
〽女に生まれて よかったわ あなたと暮らせて よかったわ〽 森雄二とサザンクロス・『感謝しています』のメロディと、少々の歌詞変更を施した1992年発売のロス・プリモス『さよならララバイ』。 メロはマイナー調ではありますが、『感謝しています』よりかは悲壮感は控えめな感じの曲調に変更。 全体的に、大人の余裕というか、落ち着いた雰囲気を纏った作品に生まれ変わっています。...
View Articleロス・プリモス「湯本ブルース」【神奈川】
〽箱根の夜は ワインのように 甘く冷たく 女を酔わす〽 1987年に発売された『湯本ブルース』は、神奈川県箱根町湯本を舞台にしたブルース演歌です。 作曲は原譲二こと、北島三郎氏が手掛けた作品。 元々この『湯本ブルース』は、1985年に北島三郎氏が発表した作品で、このロスプリ盤は北島氏のカバーとなります。...
View Article北原悦子「札幌の夜」【北海道】
〽ペーブメントに ヒールの音が むなしくひびく 札幌の夜〽 『京都のしのび逢い』というシングルレコードのB面に収録された、『札幌の夜』という作品。 A面は北原悦子氏と香子美城(かすみじょう)氏とのデュエットでしたが、B面は北原悦子氏のソロボーカルとなっています。 A面曲同様、こちらもムード溢れる歌謡曲。...
View Article