〽夜の博多の 川やなぎ 弱い女の よりどころ〽
後のポップス路線のイメージがあるので、この作品を初めて聴いたときは、そのギャップに戸惑ったものです。
野口五郎氏のデビュー曲として有名な演歌・『博多みれん』。
ワルツのリズムの曲で、夜の博多を舞台に、恋に破れた女性の悲哀を歌った内容の作品となります。
当時15才とは思えない歌いっぷり。
若干、森進一的な歌い方が見え隠れする所もあるのですが、当時の歌謡界には所謂”森進一フォロワー”的な歌手が多かった、という背景が影響しているのかも・・・?
YouTubeに、野口五郎氏の近年のコンサートと思われる映像がアップされており、この『博多みれん』の歌唱映像があったのですが、これがデビュー時とほぼ変わらぬ歌いっぷりで、当時の歌い方を現在でも再現できる力量には驚かされました。
【レコードデータ】
レコード会社:ポリドールレコード
レコード番号:DR 1605
発売日:1971年5月1日
A面 『博多みれん』 作詞:鳳司哲夫 補作詞:大日方俊子 作曲:荒井英一 編曲:竹村次郎
B面 『ひとり雨』 作詞:大日方俊子 作曲:荒井英一 編曲:竹村次郎
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