〽あゝ あの日は はずんだ足どりも
今じゃ重たい 化粧坂〽
CBSソニーから1968年にデビューした英亜里(はなぶさあり)氏。
その後、ビクターに移籍。
1976年この『雨の鎌倉』をリリースしています。
「巨福(呂)坂(こぶくろざか)」、「建長寺」、「若宮大路」、「鶴岡(八幡宮)」、「化粧坂(けわいざか)」が歌詞に登場。
典型的なご当地演歌らしい作りです。
こうした鎌倉の名所等を背景に、恋に破れた(?)女性が、昔恋人と訪れた鎌倉で、恋人の面影を求め一人彷徨うシチュエーションの歌となります。
別の作家さんの未発表曲に、鎌倉を舞台にした同様のシチュエーションの作品が存在するのですが、鎌倉という土地はそういったイメージを想起させやすい場所なのでしょうか・・・?
私自身鎌倉に行ったことはないのですが、恋にうらぶれた女性の一人旅の姿が絵になる一つの場所・・・?という事なのかもしれません。
【レコードデータ】
レコード会社:ビクターレコード
レコード番号:SV-6003
発売日:1976年?月?日
A面 『雨の鎌倉』 作詞曲:岸本健介 編曲:神保正明
B面 『恋かげろう』 作詞:夢野めぐる 作曲:笠井幹男 編曲:神保正明
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