〽ある雨の朝 京都の駅で 好きな人を 見送る私〽
『ビューティフルなお別れね』のB面に配された『京都の女』という曲。
京都を舞台にした作品という事で、当初このレコードを購入した際には、本楽曲のイメージとして日本調のメロディーを想像し、アレンジも琴(京琴)なんかが使用されてるのかと思いきや、意外にもポップス感覚あふれる作風に驚かされました。
詞の内容は恋人と別れなければならなくなった、女性側の視点に立った悲しみを歌ったもので、内容としては悲壮感が付きまいます。
しかし、曲調やアレンジがカラッとしてて、テンポも良いのでサラッと聴くとが出来ます。
ビクター期のロス・プリモスは、クラウン時代に比べ作品の振り幅が広く、様々なタイプの曲を聴かせてくれるのでなかなか侮れません。
クラウン時代に比べ、ビクター期の音源はなかなか再発売される機会が少ないので、もっと衆目を集めても良いと思います。
【レコードデータ】
レコード会社:ビクターレコード
レコード番号:SV-1202
発売日:1974年9月?日
A面 『ビューティフルなお別れね』
B面 『京都の女』
両面とも 作詞:橋本淳 作曲:鈴木邦彦 編曲:高田弘
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