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中川博之氏楽曲紹介148 秋庭豊とアローナイツ「最後にもう一度」「おもかげ挽歌」

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〽おそろいのこのパジャマ 羽織れば泣けてくる〽

 

 アローナイツ結成15周年記念盤として、クラウンから発売されたシングル、『最後にもう一度』・『おもかげ挽歌』は、記念盤に相応しくクラウンのムード歌謡メーカー、中川博之氏の作曲による作品となり、今でも歌い継がれる曲です。

 

 A面の『最後にもう一度』は、非常に濃いサックスの音色からスタートし、そこへ木下あきら氏の優しくも、男臭いボーカルが絡みつきます。

 

 アローナイツとしては、灰汁が強くなく大人しめな作風ですが、中川博之氏の作品として見れば、サザンクロスやロス・プリモスほどの甘さは無く、アレンジも渋く纏められて作られており、ここにアローナイツらしさが出ているなと感じます。

 

 この作品は後に北川大介氏や、中川博之氏ご自身によってカバーされました。

 

 

 B面の『おもかげ挽歌』も、アローナイツとしてはソフト路線の作品で、こちらは少し演歌がかったムード歌謡となります。

 

 いつか一緒になろうと思ってた女性と別れた後に、その人のおもかげを偲ぶ男の心情を歌った曲です。

 

 そんな内容の曲を木下あきら氏はしみじみ歌い語ります。

 

 なんか一人日本酒でも飲みながら聴きたくなるような・・・そんな作品です。

 

 

 さてこのシングルは、レコード、カセット、CDシングルの3つの媒体で発売された曲となります。

 

 ちょうどこの曲の発売が1989年で、この時期辺りから音楽の試聴媒体がレコードから、CDへ一気に加速していった頃と丁度重なり、この様な3つの媒体での発売になったのでしょう。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:クラウンレコード

レコード番号:CWA-535

発売日:1989年8月21日

A面 『最後にもう一度』

B面 『おもかげ挽歌』

両面とも 作詞:里村龍一 作曲:中川博之 編曲:高田弘

 

 

 

 

 

 

 

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