〽銀座の女は 恋がすきすき〽
『神戸で別れて』のB面『銀座の女』は、音的にはラテン系ムード歌謡サウンドがベースの曲ですが、少しGSっぽいサウンドも顔を覗かせているアレンジが印象深い楽曲です。
メロディもムーディな短調で作られていますが、軽快なリズムで演奏されており、A面の『神戸で~』よりは幾分若々しいので、GSっぽい印象を受けるのかもしれません。
3番まである歌詞構成なのですが、各パートの出だしが、
「♪雨の銀座の~♪」
「♪恋の銀座の~♪」
「♪夜の銀座の~♪」
と、黒沢明とロス・プリモスの楽曲タイトルで始まるのが個人的にはツボな所です。
【レコードデータ】
レコード会社:ビクターレコード
レコード番号:SV-808
発売日:1969年?月?日
A面 『神戸で別れて』
B面 『銀座の女』
両面とも 作詞:森テルオ 作曲:尾田悟 編曲:寺岡真三