〽あゝ哀愁の 岩見沢 二条三条 灯がうるむ〽
地方限定盤である、『雨のサタデー岩見沢』のB面に収録された『哀愁の岩見沢』。
男の甘い言葉に騙され、岩見沢までついて行き、挙句に別れたか男に捨てられたかした女性の侘しさが歌われた楽曲。
ムード歌謡路線だったA面とは異なり、やや演歌の濃度が濃く、湿っぽさも高い楽曲となっています。
たまにロス・プリモスは、オリジナル楽曲でもたまにこの様な演歌タッチの作品を発表していたので、その辺は特に違和感なく作品世界に浸れる曲となっています。
本楽曲はA面同様、作詞が雨宮英子氏、作曲が宇佐英雄氏による作品。
このお二方はご夫婦だった様で、このご両人による作品だと他には、バーブ佐竹氏の『霧雨の町盛岡』なる作品が検索をかけるとヒットします。
作詞の雨宮英子氏は結構ムード歌謡路線の作品もいくつか手掛けておられ、菅野ゆたか氏の『浦河の夜』や、アローナイツの『女こころ雨』、北川深雪氏の『イルミネーション札幌』等と言った作品群が存在。
そういった意味では、このロス・プリモスに提供した2曲は、夫婦共作によるムード歌謡路線作品という、貴重な楽曲と言えるでしょう。
【レコードデータ】
レコード会社:クラウンレコード
レコード番号:PRS-520
発売日:?年?月?日
A面 『雨のサタデー岩見沢』
B面 『哀愁の岩見沢』
両面とも 作詞:雨宮英子 作曲:宇佐英雄 編曲:近藤俊一
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