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Channel: ディープな歌謡曲の世界~スコティッシュ75のブログ~
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広島ご当地ソング紹介㊿ 小松みどり&玉田ゆうき「ラブラブHIROSHIMA」

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〽ネオンきらめく 流川

  どこのお店に はいろかな

   いいわ あなたについてゆく〽

 

 2014年に発売された、『ラブラブHIROSHIMA』

 

 歌唱はベテラン小松みどり氏と、広島県呉市出身の歌手・玉田ゆうき氏。

 

 本作で玉田ゆうき氏の歌唱は初めて聴いたのですが、甘いボイスが印象的な歌い手さんで、本作の様なムード歌謡デュエットソングにはピッタリな声質です。

 

 夜のネオン街の情景が浮かぶ歌詞で、「流川」、「薬研堀」と言った広島最大の盛り場も出てきており、夜のムード全開の歌詞となっています。

 

 ただこの作品、曲調はこのジャンルではちょっと珍しいメジャー調で進行するメロディーで作られています。

 

 それ故に夜の雰囲気が漂いつつも、どこか爽やかで健全(?)な印象を聴取者に与える、そんな1曲に仕上がっています。

 

 歌詞だけ読むと、私などは軽めのややリズミカルなマイナー調のメロディーが浮かんできてしまうのですが・・・。(^_^;)

 

 

 さて、そんな『ラブラブHIROSHIMA』のメロディーを作曲されたのは、『男と女のお話』というヒット曲を生み、そしてビクター時代の黒沢明とロス・プリモスのメンバーでもあった作曲家・水島正和氏。

 

 ヒット作品を持ちながら、ロス・プリモスの一メンバーとして活動していた水島正和氏の経歴についてはWikipediaにも載っておらず、その全容は謎に包まれた作家さんです。

 

 よって、今回偶然入手した本作については、「我が故郷のご当地ソングをも手掛けていたのか」という新たな発見&嬉しさみたいなものが感情として湧きあがりました。

 

 

【CDデータ】

レコード会社:ホリデージャパン

CD番号:TJCH-15458
発売日:2014年10月22日

1.『ラブラブHIROSHIMA』 作詞:今まどか 作曲:水島正和 編曲:猪股義周 唄:小松みどり&玉田ゆうき

2.『女のともし火』 作詞:かず翼 作曲:水島正和 編曲:猪股義周 唄:玉田ゆうき

3.『ラブラブHIROSHIMA』(オリジナルカラオケ)

4.『女のともし火』(オリジナルカラオケ)

 

 

 

 

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