〽ナイトイン高千穂
ここは 僕の高千穂〽
キングから自主盤として製作された、河俣あきら(ジャケットでは”川”の字ですがジャケ裏そして他のシングルでは”河”)氏の『ナイトイン高千穂』。
本作の「高千穂」という名称ですが、最初は宮崎県西臼杵郡高千穂町のことかと思ったのですが、調べてみると、宮崎県内にはこの「高千穂」の名がつく所がまだあり、延岡市の「高千穂通り」、宮崎県と鹿児島県の県境に位置する火山「高千穂峰」。
そして、「高千穂峰」からその名が来た宮崎市内にある「高千穂通り」といった具合にいくつか「高千穂」という名称がつけられた土地があります。
歌詞の中には「広小路」、「西堀」という地名も出てくるのですが、検索をかけてもその二つは宮崎県内ではヒットせず、新潟市でヒットする始末・・・。
また、作曲者はかとうなるき氏という方ですが、この方の名前で検索すると、新潟県出身の作曲家「加藤愛樹(なるき)」という方がヒット。
この『ナイトイン高千穂』を作った方と同一人物かどうかは不明ですが、ひょっとしたら新潟に「高千穂」という地名があるのかと思って検索をかけても見当たらず・・・。
といった具合で、結局この曲の具体的な舞台は判然としませんでした。(個人的には、宮崎市の高千穂通りのことかなとは思うのですが・・・)
さて、そんな『ナイトイン高千穂』ですが、タイトルからもろに”ムード歌謡”の様相を呈しています。
作品自体もその期待を裏切らない、正統派ムード歌謡作品であり、忘れらない女性に、もう一度会うために高千穂まで来た男性の心情を歌った内容の曲となります。
バックの伴奏は、多くの楽器を使用したオーケストラで構成している訳でもなく、いたってシンプル(確認できるだけでも、サックス、エレキベース、エレキギター、ストリングス、リズム)な構成です。
ただ、シンプルではあるものの作品の世界観は、夜の雰囲気満載な仕上がりとなっており、手堅くまとまった一曲です。
【レコードデータ】
レコード会社:キングレコード
レコード番号:NCS-1362
発売日:?年?月?日
A面 『ナイトイン高千穂』 作詞:太代かなえ 作曲:かとうなるき 編曲:柳刀太
B面 『ナイトイン高千穂』(カラオケ)
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