1961年10月から1977年3月まで全801回放送された、一時間ものの刑事ドラマとしては最多放映回数を誇る、『特別機動捜査隊』。
以前、本ブログではこのドラマに黒沢明とロス・プリモスが出演した回を紹介しましたが、今回は2023年5月13日に発売されたDVDボックス、「特別機動捜査隊スペシャルセレクションVol.8-立石主任よ永遠(とわ)に-」を鑑賞している中で、個人的に「おや?」と思った劇中に登場した歌手を取り上げたいと思います。
この「特別機動捜査隊」はある時期、劇中に様々な(ほとんどはあまり知られていない)歌手が本人役でクラブやキャバレー等で歌う描写がよくありました。
そんな中、第361話『東京は怖い』に登場したのが、ザ・ライオンズというグループサウンズグループでした。
この回は、CSの東映チャンネルでの放送の時に私は視聴していたのですが、この当時はこのバンドのことは全く知らず、スルーしておりました。
しかし数年前、タブレット純氏がラジオ番組でこのグループの事を取り上げておられ、そのデビュー曲『すてきなエルザ』に色んな意味で衝撃を受けた(YOUTUBEに楽曲がUPされていますので気になる方はそちらを視聴してください)次第で、今回改めて商品化されたDVDを鑑賞していたら、ザ・ライオンズが登場していたので、これは意外と貴重な資料かも?と思ったのです。
と、言いますのも、このグループのメジャーでの活動期間は極めて短く(GSブームの末期という言事もあり)、3枚のシングルを残して解散しており、そういった意味でも彼らの演奏風景が見ることが出来る珍しい映像だと思います。
音楽喫茶Kにて演奏するザ・ライオンズのメンバー。
メンバーのアップが次々に映し出されます。
これは実際にメンバーが使ってたドラムスなんでしょうか?(それとも番組が用意したのか?)
エンディングクレジット。
劇中では、デビューシングル『すてきなエルザ』とB面『信じておくれ』を披露。(ただしレコード音源の口パクで、これはこのドラマに登場した他の歌手もそうでした)
本編には一切絡まない(一部例外はありますが)のもこのドラマならではであります。
本作では、演歌・歌謡曲系の歌手が登場するのが大半なのですが、ポピュラー系歌手からの起用は少し珍しいパターンではあります。
動くザ・ライオンズが見たいと思ったら、現在発売中の「特別機動捜査隊スペシャルセレクションVol.8-立石主任よ永遠(とわ)に-」にて、いつでも見ることが出来ます。
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