タイトルだけで、ホステスを題材にした歌だという察しがついてしまいそうな、A面の『夜のずる休み』という曲。
端的に言えば、彼と一緒にいたいため、風邪ということでお店を休み、彼と懇ろになるという内容の歌です。
女声コーラスによる「♪夜のずる休み~♪」というキラーフレーズから始まり、滝慎太郎氏の甘い歌唱が展開するムード歌謡。
歌の内容や曲調から、イメージとしては増位山大志郎氏の『そんなナイト・パブ』、『そんな女のひとりごと』のような雰囲気の曲と思ってもらえれば良いでしょう。
B面は『恋です酒です涙です』という曲。
アローナイツの『港です女です涙です』みたいなタイトルですが・・・(;´Д`)。
この曲は4コーラス構成となっておりまして、1番は「赤坂・一ツ木通り」、2番「名古屋・女子大小路」、3番「大阪・(北)新地」、4番「博多・天神通り」といった各地の盛り場での女性の恋模様が歌われています。
メジャーコードの曲調でしっとり系のムード歌謡。
折角なので、同じメジャーコードのアローナイツの『港です~』と比べてみると、彼らの激しさを完全に抜き取り、ソフトタッチで落ち着いた感じにまとめ上げられた作品となっています。
【レコードデータ】
レコード会社:日本マーキュリーレコード
レコード番号:MA-2042
発売日:?年?月?日
A面 『夜のずる休み』 作詞:北上薫 作曲:賀川幸生 編曲:斉藤恒夫
B面『恋です酒です涙です』 作詞曲:賀川幸生 編曲:斉藤恒夫
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