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Channel: ディープな歌謡曲の世界~スコティッシュ75のブログ~
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中川博之氏楽曲紹介136 里見浩太朗「新潟のひとよ」「終りのない旅」

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〽白い襟足 花のかおりが

    今もやさしい 新潟のひとよ〽

 

 このシングルは、2005年に発売され、中川博之氏にとっては、1967年の『新潟ブルース』以来の新潟ご当地ソング作曲(『新潟ブルース』は補作曲扱いではありましたが)になりますでしょうか。

 

 『新潟のひとよ』は、ムード歌謡調ではありますが、『花冷え』以来の里見浩太朗作品に相通じる”男の哀愁”を帯びた切ないメロディーが印象的な楽曲です。

 

 歌詞の内容は、鶴岡雅義と東京ロマンチカの『小樽のひとよ』の新潟版といった趣の作品で、新潟駅に残してきた女(ひと)を思い出し、逢いたさを募らせる男の心情を綴ったもの。

 

 「新潟駅」、「萬代橋」、「古町」と言った新潟のご当地ワードも登場し、歌のローカル色をさらに際立せ、世界観をよりリアルに表現しています。

 

 

 カップリング『終りのない旅』は、中川博之氏が里見浩太朗氏に提供した『素晴らしき人生』や、『北を恋うる歌』と同路線の穏やかなメロディーが印象的な作品。

 

 穏やかなながらも、こちらの作品も”男の哀愁”を誘う曲で、熟年の男性が自らの人生を振り返ります。

 

 ”いくつになっても少年(ガキ)のまんま”と、その内なる面は、歳を重ねても変わらないと、さらに先を目指し歩いていく男の姿を描いており、里見氏と同世代の男性に向けた応援歌的な楽曲の様にも見えます。

 

 

 この作品は、里見氏の芸能生活50周年記念盤として製作されたものでしたが、あれからさらに15年(2020年現在)・・・。

 

 その息の長い氏の芸歴には、改めて見るとただただ圧倒させられざるを得ないません・・・。(^_^;)

 

 

【CDデータ】

レコード会社:日本クラウン

CD番号:CRCN-1189

発売日:2005年5月25日

1.『新潟のひとよ』

2.『終りのない旅』

3.『新潟のひとよ』(カラオケ)

4.『終りのたい旅』(カラオケ)

両曲共 作詞:たかたかし 作曲:中川博之 編曲:前田俊明

 

 

 

 

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