〽霧が逢わせた夜だから 一分一秒大事にしたい〽
先頃物故された元・東海ラジオアナウンサー、松原敬生氏が1995年に真咲よう子氏とデュエットした曲、『いつも側にいて』。
本作品は、中川博之氏十八番とも言える、デュエットムード歌謡となります。
南郷達也氏によるアレンジも、ラテン風味の味付けが成されており、ムードも満点です。
前奏、間奏において、歌に入る直前バンプの様なリズムが入っており、これがロス・プリモスの『たそがれの銀座』をも彷彿とさせ、この辺からもムード歌謡らしさが前面に出ているように感じされる作品です。
カップリング曲『むかし恋人いま他人』は、真咲よう子氏と菅野ゆたか氏によるデュエットで1988年に発売された作品。
真咲氏とっては、所謂セルフカバーと言った所。
松原敬生氏とのデュエットバージョンでは、1988年のものと同じカラオケを使用。
本バージョンは、デュエットのお相手である松原敬生氏の年齢もあり、「年の離れた男女の再会の模様」と言ったシチュエーションが頭の中に浮かびます。
さて、松原敬生氏はこの作品以前にも、既にいくつかのレコード、CDをリリースされており、本シングルでもアナウンサーながらも、安定的な歌唱をなされており、その芸の幅の広さを伺わせます。
【CDデータ】
レコード会社:日本クラウン
CD番号:CRDN-269
発売日:1995年2月22日
1.『いつも側にいて』 作詞:池田充男 作曲:中川博之 編曲:南郷達也
2.『いつも側にいて』(カラオケ)
3.『むかし恋人いま他人』 作詞:里村龍一 作曲:中川博之 編曲:前田俊明
4.『むかし恋人いま他人』(カラオケ)
(↑ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。(__))