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Channel: ディープな歌謡曲の世界~スコティッシュ75のブログ~
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広島歌謡界の雄・南一誠 カバー曲の世界

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 1980年4月1日、徳間ジャパンよりレコードデビューした南一誠氏。

 

 1993年6月21日発売の8枚目のシングル、『熱き願い』からレコード会社を移籍し、日本コロムビアの専属歌手となりました。

 

 コロムビアへ移籍後の1997年、初の”CD”ベストアルバム『慕情の街』が発売され、それを皮切りに南氏のベストアルバムは1、2年~数年に一度というペースで発売されるようになりました。

 

 

 さて、南氏の公式サイトには上述の1997年のベストアルバム『慕情の街』が一番古いアルバムとして紹介されています。

 

 しかし最近、コロムビア移籍前の徳間ジャパン時代のカセットアルバムがオークションに2アイテムほど出品されているのを発見。

 

 徳間ジャパン時代にも実はアルバムが制作されていたという新発見もさることながら、他の歌手のカバー曲も結構収録されており、コロムビアより充実した内容となっている事にも驚きました。(コロムビア盤ははほぼオリジナル曲で構成)

 

 この度、入手したカセットアルバム以下の2アイテム。

 

 1983年発売『俺とお前』

 

 1985年発売『冬木立』

 

 これら2アイテムに収録されているカバー曲は以下の通り。

 

『氷雨』(佳山明生、日野美歌、箱崎晋一郎の競作曲)

『好きと云ってよ』(オリジナル歌手:水原弘)

『ブランデーグラス』(オリジナル歌手:石原裕次郎)

『まわり道』(オリジナル歌手:琴風豪規)

『女の爪あと』(オリジナル歌手:水原弘)

『グッドバイ・マイ・ラブ』(オリジナル歌手:岡崎広志?)

『秋冬』(高田みづえ、ロス・プリモス、ラブ・サントス等による競作曲)

『そして・・・めぐり逢い』(オリジナル歌手:五木ひろし)

『ホテル』(島津ゆたか、森本英世等による競作曲)

 

 

 上記の一連の楽曲のカバー、どれもオリジナルの魅力を損なうことなく、良い意味で南一誠氏の世界観に染まっており、氏の実力をまざまざと見せつけられます。

 

 

 2020年現在、RCCラジオでは毎週月曜日、南氏がパーソナリティを務める「南一誠のゆめ語り一誠一座」という番組が放送されています。

 

 番組内では、ギターにのせてジャンルを問わず様々な歌手の曲を唄うコーナーが設けられ、毎週カバー曲を聴ける状態ではありますが、出来うるものなら、こうした歌謡曲のカバーアルバムをまた企画してもらいたいと切に願うばかりです。

 

 

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