〽もうこれが最後 フラワーロード
あゝゝ三ノ宮 三ノ宮ブルースよ〽
1978年7月に制作された原信二&ニュー・アイランズというグループが歌う『三ノ宮ブルース』。
浜麗子氏の歌う『三ノ宮ブルース』、森雄二とサザンクロスの歌う『三の宮ブルース』、そしてこのニュー・アイランダーズの歌う『三ノ宮ブルース』と、私が知りうる中での『三ノ宮ブルース』は、この3パターン(同名異曲)が存在しています。
ニュー・アイランズの『三ノ宮ブルース』は、曲の雰囲気としては、コロラティーノの『思案橋ブルース』の様な雰囲気を持つ、メジャー主体のメロディーで作られています。
必要最小限の楽器編成(ドラム、エレキベース、エレキギター、キーボード、アコースティックギター、アルトサックス)で、サウンド的にはそれほど厚みは無く、この辺は自主製作盤らしさが出ています。
神戸・三ノ宮を舞台に、一つの恋を終わらせたい女性の心情が綴られている歌詞内容となっています。
「花時計」(神戸市役所北側にあった)、「フラワーロード」、「トアロード」(歌詞にはトーアロードと記載)、「異人館」、「北野」、「ポートタワー」と言った神戸らしさ満載のご当地ワードが登場。
ハイカラな雰囲気漂う神戸を余すところなく表現している歌詞には好感を持つことが出来、ご当地ソングかくあるべし、と思わせる作品です。
【レコードデータ】
レコード会社:日本ワールド・レコード社
レコード番号:W-962
発売日:1978年?月?日
A面 『三ノ宮ブルース』
B面 『さよなら神戸』
両面とも 作詞曲:原信二 編曲:記載なし
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